🪶セグロカモメ(道東の野鳥図鑑)

セグロカモメ(背黒鴎)

英名:Herring Gull
学名Larus argentatus


分類

チドリ目カモメ科カモメ属


特徴

全長60cm前後の大型のカモメ。成鳥は背中が淡い灰色で、翼の先端に黒色部があり、くちばしは黄色で下くちばしに赤い斑点がある。若鳥は全体的に褐色味が強く、くちばしや羽にまだ成鳥のような明瞭な色分けがない。海岸、港湾、河口などでよく見られ、鳴き声は大きく鋭い。


季節

北海道では一年を通して見られるが、冬季に数が多くなる。春から夏にかけては繁殖地周辺や沿岸部で活動する。


撮影メモ

港や海岸、河口などの人工物周辺で休息していることが多く、飛翔中や海上での採餌行動もよく観察できる。冬羽や幼鳥は羽色が褐色を帯びており識別が難しい場合があるため、背や翼の色合い、くちばしの特徴を注意深く観察すると良い。


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