🪶ノビタキ(道東の野鳥図鑑)

ノビタキ(野鶲 / Saxicola torquatus)


分類

  • 分類:スズメ目 ヒタキ科 ノビタキ属
  • 学名Saxicola torquatus
  • 英名:Stonechat(旧分類では Siberian Stonechat)

特徴と解説

ノビタキは、道東の草原や湿原でよく見られる小型の渡り鳥です。
オスの夏羽は黒い頭と白い首輪、オレンジの胸が特徴的でとても目立ちます。
一方、メスや幼鳥は全体的に淡い茶色で、目の上にある「白い眉斑(びはん)」が目印になります。

季節による違い

  • 🟠 夏(繁殖期):草原・湿原で縄張りを持ち、杭や枝の上でさえずります。
  • 🔵 秋(幼鳥):斑点が多く残る個体も。羽の縁取りが淡い褐色でかわいらしい印象。
  • ❄️ :道東では越冬せず、秋には南へ渡っていきます。

📸 写真ギャラリー


📍 撮影メモ

  • 撮影地:釧路湿原、別寒辺牛湿原、霧多布、塘路など
  • 観察時期:5月中旬〜9月上旬ごろ
  • 行動:低い枝や杭、ススキの先などに止まって周囲を見張ります。虫を空中で捕まえる「ホバリング」も見られます。

🔗 関連リンク