🪶ヒヨドリ(番外編/函館・大沼公園)

ヒヨドリ

学名: Hypsipetes amaurotis


分類

スズメ目ヒヨドリ科


特徴

全長は約27〜28cmで、灰色の体に長めの尾と直線的なくちばしを持つ中型の鳥です。成鳥は頬に赤褐色の斑があり、全体にややざらっとした羽毛感が特徴的。
幼鳥は全体に淡い色合いで、頬の赤褐色は薄く、口元に黄色みが残ります。声は大きく甲高い「ヒーヨ、ヒーヨ」という鳴き声で知られます。


生態

市街地から森林、農地、公園まで幅広く分布し、北海道から沖縄まで一年中見られる留鳥。雑食性で、果実、花の蜜、昆虫などを食べます。春から夏にかけてはペアで縄張りをもち、木の枝にカップ状の巣を作ります。


季節による違い

  • 春〜夏:繁殖期。幼鳥は親鳥と行動を共にし、林や公園でよく見られます。
  • 秋〜冬:木の実を求めて群れで行動することが多くなります。

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